報告書や議事録の作成にもChatGPTは活用できる?活用するメリットを徹底解説

業務効率化

商談や営業の報告書、会議の議事録といったレポート関係の書類は、手間もかかりますし、多忙で山積みの業務の中ではどうしても後回しにしてしまいがちな業務です。報告書や議事録の作成をもっと効率よく進めたい、という方は少なくないかと思います。

ChatGPTを活用すれば、驚くほどかんたんに、あっという間に、報告書や議事録を作成する事ができます。

今回は、書類作成の中でも「報告書」「議事録」「レポート」といった書類にフォーカスしてChatGPTを活用するポイントについて解説いたします。

具体的な場面に合わせたプロンプト(ChatGPTへの依頼や質問の文章)の事例も多数掲載して参ります。
ご活用ください。

そもそもChatGPTとは

ChatGPTは文章作成を行う生成AIのひとつで、ユーザーの質問や指示へチャット形式で回答を出す事ができます。

ユーザーが質問する内容への優れた理解力と、インターネット上の知識からトレーニングされた豊富でクリエイティブな回答が特徴です。

使い方はシンプルでわかりやすく、日本語にも対応しています。

ChatGPTは仕事の様々な場面で活用が可能です。
指示の仕方次第では、仕事で必要となる、商談の報告書や会議の議事録も驚くほどかんたんに、素早く作成する事ができます。

本記事ではその具体的な方法とポイントについて解説していきます。
なお、ChatGPTの始め方を詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

ChatGPTを活用できる書類作成場面

では、まず初めにChatGPTを活用する事ができる書類作成の場面について確認しておきましょう。
ビジネス文書において活用できる場面はたくさんごさいます。

プレゼンテーション資料や企画書、そして今回ご紹介する商談報告書や会議議事録など様々です。
上手に活用して日々の業務効率化を進めてみましょう。

商談報告書、営業報告書

お取引先様と商談した後やお客様へ訪問した後には「商談報告書」や「営業報告書」を作成し、上司や社内の関係各所へ配信しているケースも多いでしょう。社内への報告・連絡・相談の機会としても報告書を整理して提出するのはとても大切です。

しかしながら、報告をまとめる前に次の商談や営業が入っていたり、商談や営業を通じてお客様から頂く宿題にも取り掛かりたいという状況下で、報告書については後回しにしてしまいがちです。

このような商談報告書や営業報告書については、この後に説明するポイントやプロンプトの事例をご参照いただき、ChatGPTを活用して効率良く進めるのがおすすめです。

会議議事録

会議の後の議事録作成も大変な作業です。特に時間が長かったり参加者が多い場合などは内容を取りまとめるだけでも一苦労です。

また社内の役員や上司が出席している会議の議事録を任される場合は、一語一句へ余計な気を使ってしまいがちかもしれません。

ChatGPTを活用すれば、会議議事録についても所定のフォーマットに対して素早くまとめる事ができます。

会議の後は会議で決まったタスクへリソースを分配する方が、事業を前進させやすいものですので、議事録作成はChatGPTなどのツールを活用してみるのが効果的です。

業務レポート

与えられた作業や工程を終わらせた後の業務レポートについてもChatGPTは活用可能です。
レポートの中でポイントとすべき点を網羅し、内容をわかりやすく要約する事ができます。

レポート作成へ取られていた時間を次のタスクに割り当てていく事で業務を効率的に進めていく事ができます。

報告書や議事録の作成にChatGPTを活用するポイント

様々な書類作成の場面でChatGPTは活用可能である事をご紹介いたしました。
では、実際にChatGPTを活用して書類を作成していく際のポイントについて整理しておきましょう。

【報告書や議事録の作成】本記事で出来るようになる事
  • 報告書や議事録の魅力的なフォーマットが作成できる
  • フォーマットに合わせて書類を作成しExcelにも表形式で貼り付けられる
  • 音声認識ツールを併用すれば録音データからの文字起こしからも作成できる

フォーマットの作成を依頼する

報告書や議事録などレポート系の書類は、整理すべき要点をどのようにまとめるかが重要となります。
その為、予め伝えるべき項目を列挙したフォーマットを用意しておくと書類作成がスムーズです。

また用意したフォーマットに合わせて作成していく事で、作成する担当が変わっても、統一感のある書類で確認する側も効率的になります。

そこで、ChatGPTで報告書や議事録を作成する場合は、まず始めにフォーマットを出力しておくようにしましょう。
次のようなプロンプトで出力できます。

おすすめのプロンプト

商談の報告書を作成します。
ニーズや課題がわかりやすく、次の商談に活かせるフォーマットを出力してください。

実際にChatGPTから得た回答は次の通りです。出力された文章をそのまま引用いたします。

商談の報告書は、次のようなフォーマットでまとめることができます。以下に基本的な項目を示しますが、具体的な状況に合わせてカスタマイズしてください。

商談報告書

1. 日時と場所

  • 日付: [商談が行われた日付]
  • 場所: [商談が行われた場所]

2. 出席者

  • [あなたの名前]: [役職]
  • [相手の名前]: [役職]

3. 目的
商談の目的や目標を簡潔に記述します。例えば、新規プロジェクトの提案や製品の導入に関する交渉など。

4. ニーズと課題の洗い出し
相手のニーズや課題を詳細に整理します。以下のようなポイントについて記載します。

  • 相手のニーズ: [相手が求めていることや問題点]
  • 相手の課題: [相手が抱える課題や困難]

5. 提案内容
提案内容や解決策を明確に記述します。相手のニーズと課題に対して、どのようなアプローチや提案を提示するかを説明します。

  • 提案1: [提案の内容]
  • 提案2: [提案の内容]

6. 合意事項
商談の結果、合意に達したポイントをまとめます。具体的にどの提案が受け入れられたかや、合意された条件を記載します。

  • 合意事項1: [合意内容]
  • 合意事項2: [合意内容]

7. 次のステップ
次の商談や行動計画に関する情報を記載します。具体的に次にどのようなステップを踏むか、締結契約や具体的な納期設定などを記述します。

8. その他の注意事項
その他、商談中に議論した重要なポイントや特記事項を記載します。


このフォーマットをベースに、商談の報告書を作成していただくことができます。必要に応じて項目を追加・修正し、状況に適した内容に調整してください。

実際のChatGPTの回答を掲載

これでフォーマットの用意ができました。

ChatGPTのやり取りはスレッド形式で記録されますので、フォーマットを作成したスレッドで書類作成依頼をしていくと、一度指定したフォーマットに合わせた書類が出力されるようになります。

フォーマットに合わせた書類作成を依頼する

では、続いて出力されたフォーマットに沿った商談報告書を作成してみましょう。
商談時にメモしておいたテキストをそのまま貼り付けて作成依頼するだけで、簡単に報告書が出力されます。

例えば次のようなプロンプトでフォーマット作成依頼してみましょう。
商談内容に関するメモの箇所は適時、実際の内容に沿って加筆修正してご利用ください。
なお、その際には後述します機密情報の取り扱いへは充分配慮のうえ入力するようにしましょう。

おすすめのプロンプト

以下の商談時のメモ内容を基に、フォーマットに合わせた報告書を作成ください。
#商談時のメモ内容
8月3日14:00~15:00に商品のプレゼンテーションを実施。場所は訪問先企業の応接室にて。 当社からは鈴木部長と上原マネージャー、そして私(佐藤)が出席。 先方は斉藤取締役と遠藤部長に参加いただく。 提案商品はオフィス用のノートパソコン。現在使用しているパソコンは半年後のリース契約満了を予定しており購入も考えている所。予算感などのヒアリングを実施。サポート面に関しての質問が多い。次回はシステム部門の責任者も交えて2回目の商談を予定

こちらの実際のChatGPTの回答を引用しておきます。

商談報告書

1. 日時と場所

  • 日付: 8月3日
  • 時間: 14:00~15:00
  • 場所: 訪問先企業の応接室

2. 出席者

  • あなたの名前: 佐藤 [職位]
  • 当社代表: 鈴木部長 [部署]
  • 当社マネージャー: 上原マネージャー [部署]
  • 相手の名前: 斉藤取締役 [職位]
  • 相手の名前: 遠藤部長 [部署]

3. 目的
オフィス用ノートパソコンの提案と、訪問先企業のニーズと課題のヒアリング

4. ニーズと課題の洗い出し

  • 相手のニーズ: リース契約満了後のオフィス用パソコンの購入ニーズ
  • 相手の課題: リース契約満了までのサポートや適切な製品選定

5. 提案内容
提案商品: オフィス用ノートパソコン
提案内容:

  • リース契約満了後のパソコン購入に向け、製品ラインナップのご紹介
  • 予算感に合わせた選択肢の提供
  • サポート面に関する質問への詳細な回答

6. 合意事項

  • リース契約満了後に製品の購入を検討
  • 次回商談までにサポート面に関する詳細情報を提供

7. 次のステップ
次回商談に向けての計画:

  • 日付: [次回商談の日時]
  • 出席者: システム部門の責任者も出席
  • サポートに関する詳細情報の提供
  • 製品ラインナップの詳細検討と選択

8. その他の注意事項

  • 商談中に質問された内容を詳細に整理して次回の商談に活かす

この報告書は、商談時のメモ内容を基に作成したものです。具体的な内容に関する詳細情報は、適宜追加・修正してください。

実際のChatGPTの回答を掲載

このように立派な報告書にしてくれます。
これだけでも便利には使えますが、場合によってはエクセルの表形式で出力する必要もあるかと思います。

次にエクセルに対応した形で出力する方法を詳しく説明いたします。

エクセルへ対応した形で出力する

エクセルに対応した表の形で出力するプロンプトですが、下記のように紹介されている事が多いです。

「エクセルにそのままコピーペーストできるように表形式で出力してください。」
「エクセルに貼り付けられるように表にまとめてください。」

上記のプロンプトでも表形式で貼り付けられる場合もございますが、次のような出力内容になり、エクセルにうまく貼り付けられない場合がございます。

エクセル用に「フォーマット化されたテキスト」で出力されてしまう場合がある

例えば、次のように出力される場合がございます。

エクセル用にフォーマット化されたテキストで出力されてしまう場合の画像

この場合、そのままエクセルに貼り付けると、セルごとにテキストは貼りつけされますが表としての最適化はされておりません。

もちろん、エクセル上のテクニックで表形式へ装飾したり対応していく事は可能ですが、より効率的に進めるのであれば、ChatGPTがそのまま「表」として作成してくれた方が便利です。
著者自身、うまく表形式で出力がされず、何度もChatGPTと会話をやり直した経験がございます。

指示通りの回答ではありますよね?

KAZU
KAZU

理想は「表」そのものを出力する事です。
プロンプトを工夫すればうまくいきます。

表形式で出力させる為には「まとめ方」と「出力方法」を詳しく指示する

今回のケースで、ChatGPTに依頼したい内容を整理してみましょう。

「報告書のフォーマットに沿って表にまとめたい」
「エクセルにそのままコピーペーストしたい」
「エクセルに貼り付けられる表形式で出力させたい」


以上3つのポイントがございます。
ChatGPTは、「報告書を表にまとめる」と「エクセルにコピーペースト」と2つの項目までは対応しても、上述のように3つめの「出力形式を表にする事」が漏れてしまう場合があります。

そこで次のようなプロンプトに編集して、詳しく指示をしてみると理想の回答が得られます

おすすめのプロンプト

報告書の内容をExcelにコピーペーストできるよう、表にまとめてください。
#条件
表形式で出力

こちらのプロンプトにした場合の回答が下記です。

もちろんです。以下に商談報告書をExcelの表形式にまとめたものを示します。各セルの内容は適宜編集してください。

商談報告書
1. 日時と場所
日付8月3日
時間14:00~15:00
場所訪問先企業の応接室
2. 出席者
あなたの名前佐藤[職位]
当社代表鈴木部長[部署]
当社マネージャー上原マネージャー[部署]
相手の名前斉藤取締役[職位]
相手の名前遠藤部長[部署]
3. 目的
目的オフィス用ノートパソコンの提案と、訪問先企業のニーズと課題のヒアリング
4. ニーズと課題の洗い出し
相手のニーズリース契約満了後のオフィス用パソコンの購入ニーズ
相手の課題リース契約満了までのサポートや適切な製品選定
5. 提案内容
提案商品オフィス用ノートパソコン
提案内容– リース契約満了後のパソコン購入に向け、製品ラインナップのご紹介
– 予算感に合わせた選択肢の提供
– サポート面に関する質問への詳細な回答
6. 合意事項
合意事項– リース契約満了後に製品の購入を検討
– 次回商談までにサポート面に関する詳細情報を提供
7. 次のステップ
次の商談[次回商談の日時]
出席者システム部門の責任者も出席
詳細情報提供– サポートに関する詳細情報の提供
– 製品ラインナップの詳細検討と選択
8. その他の注意事項
その他の内容– 商談中に質問された内容を詳細に整理して次回の商談に活かす

この表形式の内容を、Excelにコピーペーストしていただければ、商談報告書が簡単に作成されるかと思います。

実際のChatGPTの回答を掲載

表が作成されましたね

KAZU
KAZU

出力したい要件を整理して、
詳しく指示してあげるのもポイントです

一度、表形式の出力ができたスレッドであれば、ChatGPT自身で進行中のスレッドの内容を理解し、次からも同じような形式で出力してくれる事が多いです。
是非、ChatGPTの回答を自分好みで出力できるようにプロンプトを工夫してみてください。

フィラーの削除を依頼する

会議の内容等を録音したデータから文字起こしができるツールもございます。

ChatGPTの提供元でもあるOpenAIが提供する「Whisper」もその一つで、オンライン会議のZoomなどで録音した音声データをテキスト化する事ができます。

そして、テキスト化されたデータをChatGPTに貼り付ける事で、先ほどのフォーマットに沿って議事録をまとめる事ができます。

しかし、音声認識ツールならではのありがちな問題がございます。

「えー」「あのー」といった、話し手特有のつなぎ言葉も文字に書き出されてしまう事です。

このようなつなぎ言葉の事を「フィラー」と言います。
ChatGPTへ「フィラーを削除するように指示する事ができます。

おすすめのプロンプト

下記の文字起こしした原稿から不要な文字を削除してください。
#不要な文字
・「ああ」「えーっと」などのフィラー
・「あの」「えー」といった言いよどみ
#文字起こしした原稿
===
※原稿をコピーペーストする

不要な文字として指定する内容を補正する必要はあるかもしれませんが、かなりクリアな原稿に整理してくれます。お試しください。

次回の提案へのアイデアを考えさせる

商談などで次の予定が明確な場合は、次回に向けた提案のアイデアもChatGPTに考えてもらうと良いでしょう。
報告書の内容から、顧客が求めるニーズや顧客の課題を掴み、具体的なアイデアを示してくれます。

おすすめのプロンプト

次回の提案に向け、顧客のニーズを叶えるための具体的なソリューションを考えてください。

自分一人では考えつかないアイデアが出てきたりと、提案すべき内容を網羅する事が可能となります。

ChatGPTを活用して書類作成をする上での注意点

議事録や報告書などの書類作成においてChatGPTを活用する場合には、いくつか注意しなければならない点がございます。
詳しく解説いたします。

機密情報の取り扱い

議事録や報告書では、会社の重要な情報であったり、外部取引先との機密情報などが含まれている可能性が高いです。

ChatGPTに入力された情報は、システムを改善していくための学習データとして利用される場合がございます。

よって、知らない場所で、入力した情報が利用されてしまったり、思わぬ形で機密情報が漏洩してしまうリスクがございます。
個人のプライバシーに関わる情報や、社外秘の情報、取引の内容、などは入力しないようにしましょう。

上述でご紹介したプロンプトに当てはめる場合でも、実名や実際の取引は避けて、仮の内容に置き換えるなどで情報を漏洩させないようにしましょう。

【2023年4月最新】AIのトレーニングを無効化する事も可能

スレッドを通じて過去のやり取りを参照できるのはChatGPTの便利な面でありますが、上述のように機密情報などは履歴として残したくありませんし、AIにトレーニングとして使用されたくもありません。

そこでChatGPTでは、2023年4月より、履歴を残さず、AIがトレーニングに利用する事を無効化できる機能が備わっています。

履歴を無効化にする流れ(パソコンでの操作)
  • Step1
    ChatGPTの設定を開きます

    左側のメニュー下部の3点リーダーをクリックしたメニュー項目の中にある「Settings」をクリックします。

    画面下部の三点リーダーをクリックすると「Settings」を選択可能になります。

    SettingsではChatGPTの各種設定項目を確認できます。

    SettingsよりChatGPTの各種設定を行えます。
  • Step2
    データコントロールを開きます

    設定画面の中にある「Data Controls」をクリックします。
    そこで「Chat history & training」のオンオフを設定できます。

    Data Controlsは設定画面の中にあります。
  • Step3
    Chat history & trainingをオフにします

    上記画像の矢印の箇所をクリックするとオンオフが切り替わります。
    スイッチの色がグレーアウトした状態がオフです。

    スイッチをクリックしオフにします。

履歴を無効化した場合、履歴の部分は非表示になりますが、データは30日間保存されております。
このデータは必要に応じてエクスポートする事も可能です。

履歴を基本的には残したくないという方はエクスポートの機能も合わせて活用していくと良いでしょう。

著作権のあるコンテンツ

ChatGPTが学習し生成した文章の中に、著作権のあるものが含まれてしまう可能性は否定できません。
また完全に一致せずとも、既存の記事や書籍などに非常に類似している可能性もあります。

レポートの結果としてまとめるアイデア出しなどで活用する場合も、出力されたテキストを確認し、自分自身の言葉や文章でコンテンツを仕上げていくようにしましょう。

情報の信頼性

逆に、信頼性に欠ける文章が生成される場合もあります。
ChatGPTは質問に対して素早く回答はくれますが、不正確な情報であっても自信満々に回答してしまいます。
ChatGPTから得た情報を活用する際にはファクトチェックを行う事も忘れないようにしましょう。

報告書や議事録作成にChatGPTを活用するメリット

ではここで、ChatGPTを活用して報告者や議事録を作成するメリットを整理しておきます。

業務効率化

面倒で後回しにしがちな報告書や議事録の作成。
ChatGPTを活用すれば、ひな形を用意し、用意したひな形に合わせて効率的に書類を作成する事ができます。
数時間必要としていた作業が、ほんの数分で仕上がりますので業務効率はかなり向上します。

品質の向上

ChatGPTはまとめるべき内容を隅々まで網羅してくれます。
ビジネスへの気づきや新たなアイデア、顧客が求めるニーズや叶えたい目標など、様々な視点で物事を考え回答してくれます。

集まった情報を整理して仕上げるのは人手が必要になりますが、集まる素材が優れているため、結果とし品質の良い報告書や議事録を作成することができます。

フォーマットへの対応

一度フォーマットを用意しておけば、次からはそのフォーマットに合わせて書類作成を依頼するだけ。
適宜、フォーマットの修正を指示すれば、指示通りの内容で書類を作り直してくれます。

与えられたフォーマットに対応して作業をしてくれるのは相当のメリットがございます。

文章の校正

出来上がった書類の文章を校正もChatGPTに任せられます。
依頼から回答まで迅速に対応してくれますので、忙しいビジネスパーソンの強い味方になります。

まとめ

ChatGPTを仕事に活用していく場面として書類作成をテーマに解説いたしました。

ChatGPTを活用した報告書、議事録の作成方法まとめ
  • フォーマットを始めに出力。フォーマットに合わせて作成していく。
  • Excel形式など、出力する形式を指定する。
  • 話し手の言いよどみ等は削除が可能。


今回の内容は比較的、業種や役割に関わらず幅広い方にご活用いただける場面と勝手ながら思っております。

まだChatGPTを仕事に取り入れていない方や、これから試してみようという方は、ぜひ、記事の中にあります「おすすめのプロンプト」をご参照いただき実践してみていただければと思います。

記事執筆者
Kazu

営業及びマーケティングでマネジメント職に従事すること10年。
現職では法人向けに業務効率系のITツールを販売する新規SaaS事業を立ち上げから携わり、日々、取引先の業務効率向上に向けて活動しています。

(営業・マーケティング実務の主な略歴)
・toC向け通販やECサイト事業会社へ事業企画や事業戦略立案
・SaaS事業の立上げと運営
・企業が運営するコラムの企画提案や記事執筆

仕事柄での経験を通じた働き方改革や仕事術を社内向けに整理しながら、2023年2月、仕事に役立つ情報を共有するサイトとして「e-仕事ラボ」を開設。
現在はChatGPTも駆使しながら業務を進める傍ら身に付けたプロンプトの独自のノウハウをチームメンバーに伝授。
本サイトでもデジタル社会での仕事や業務効率化に役立つ情報をお届けしていきます。

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